高齢者の歯に関するトピックス
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介助を要する場合 - 介護が必要な人のお口のケア 3 -

介助を要する場合

介助を要する場合

1. 歯磨きのポイント

姿勢

できるだけ座位を取るようにします。ベッドを傾斜させる(ギャッジアップ)ことができれば、30~60度傾斜させます。そうでない場合や布団では、背中に布団を折り曲げたり、背もたれを置いたりして安定させます。首・肩・膝・腰等の保持が安定しないときもその部分に座布団等を置きます。座位が取れない場合は、顔をしっかり横に向けるか横向きあるいは少しでも上半身を起こすようにします。

歯ブラシ

自力で清掃ができない人は、抵抗力も弱く感染症にかかりやすいため、歯ぐきや粘膜を傷つけたりすることのないように軟らか目の歯ブラシを湿らせて使用します。

ブラッシング法

麻痺がある場合は、麻痺側の歯ぐきや頬に食べかすが残ります。入れ歯は外して別々に磨きます。歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目をていねいに清掃します。部分入れ歯のバネのかかる歯は虫歯等になりやすいのでていねいに。数本だけが飛び飛びに残っているような場合は、ガーゼを細い紐状にして清掃します。歯がない場合も歯ぐきや粘膜をマッサージするように優しく清掃します。

うがい

吐き出すための容器を工夫します。ペットボトル・牛乳パック・カップラーメン等の空き容器を口よりも少し大きめにカットして使いやすくします。「むせる」ことが多い場合は姿勢を正しく取り、1回に含む水の量を少なくします。吸引器があれば、それを使いながら行う方が安全です。

2. 舌もきれいにしましょう

舌の上に食べ物のカスや口の中の細菌が蓄積して苔状に見えるようになります(舌苔;ぜったい)。自覚症状は少ないのですが、舌の感覚が失われたり味覚の低下等の原因になっておいしく食事が食べられなくなります。口臭の原因にもなります。歯ブラシを使って行ってもいいですし、専用の舌ブラシも市販されています。強くこすると逆に感覚が麻痺したり、出血を起こすこともあるので優しく奥の方から掻き出すようにします。舌の中央から始め、左・右側の順に清掃します。

3. 入れ歯の取り扱い方

取り外し方・入れ方

部分入れ歯の場合は残っている歯にバネをかけて維持しています。バネの下に爪をかけて真上・真下に引き上げます。取り外す方向は一定に決まっているため、無理な力を加えるとバネが変形したりします。
入れるときはバネのかかる歯の位置まで持って行き、軽く圧迫します。小さな入れ歯は、しっかり持たないと誤って飲み込んでしまいます。

清掃方法

入れ歯専用の歯ブラシや普通の歯ブラシを使って歯ぐきに当たる部分や人工の歯、バネを清掃します。歯磨き剤は使用しない方が入れ歯を傷めることが少ないです。バネの部分は変形しやすいですから無理な力は加えないようにします。洗浄剤も多数市販されていますが、それに浸けるだけでは付着している汚れは取れません。歯ブラシを使った機械的な清掃も必要です。

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