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おいしくさわやかに虫歯予防 大人気のキシリトール

甘いものを食べたい!でも虫歯にはなりたくない!そんなあなたにピッタリの甘味料「キシリトール」についてご紹介します。

キシリトールとは、白樺や樫等の樹木から採れるキシラン・ヘミセルロースを原料とする、天然の甘味炭水化物です。砂糖と同程度の甘味で、溶解時に熱を奪う効果があるため甘さには清涼感が付与され、さわやかな味わいが特徴です。

キシリトールはここがすごい!

  • キシリトールの成分は、虫歯の元になる歯垢を作りません。
  • キシリトールは、肥満の原因になりません。
  • 虫歯は、ミュータンス菌(虫歯の原因となる代表的な細菌)が作り出す酸によって歯の表面の無機成分が溶け出すことによって始まりますが、キシリトールは、その酸の産生に利用されません。
    また、習慣的にキシリトールを摂取することで次第にミュータンス菌の活性が失われ、増殖を抑制し、菌数も減少します。
  • 酸によって歯の表面のカルシウムが抜けてしまった(脱灰)場合でも、キシリトールの摂取によってカルシウムが再び付着(再石灰化)し、歯を元の健康な状態に戻してくれます。
  • ミュータンス菌以外の細菌(肺炎を起こすようなもの等)の発育も妨げるので、口の中の細菌による感染症を予防します。
  • 唾液の分泌を促進します。唾液は、虫歯予防や口腔の健康に非常に大きな役割を果たています。

「キシリトール」とその他虫歯になりにくい甘味料

キシリトールの他にも、多くの種類の甘味料があります。「低甘味度甘味料」と「高甘味度甘味料」の2つに分けられ、キシリトールは「低甘味度甘味料」の内の「糖アルコール」に区分されます。

「糖アルコール」とは、糖に水素ガスを作用させて作るもので、シュガーレス商品の登場とともに急速に生産量が増加しています。「高甘味度甘味料」は、甘味度が砂糖に比べ数十倍から数千倍にもなる甘味料です。わずかな量で甘みを感じることが出来るため、甘いけれど低カロリーに抑えることが出来ます。

低甘味度甘味料

  • オリゴ糖・・・キシロオリゴ糖、パラチノースオリゴ糖、パラチノース
  • 糖アルコール・・・マルチトール、ソルビトール、エリスリトール、パラチニット、ラクチトール、マンニトール、還元澱粉糖化物、キシリトール

高甘味度甘味料

  • 天然甘味料・・・ステビア、甘草
  • 合成甘味料・・・アスパルテーム、サッカリン

過信は禁物!キシリトール入りのお菓子について

一般に市販されているキシリトール入りのガムやキャンディーは、そのお菓子にキシリトールが含まれているだけであって、砂糖や他の甘味料が入っていないとは限りません。甘味料はそれぞれ、甘味度・甘味質・カロリー等の機能性と、溶解性、耐熱、耐酸性、保湿性、粘度、着色性等の物性が異なっています。これらの特性を補うため、市販のお菓子のほとんどは数種類の甘味料を組み合わせて甘みを出しています。従って、一般のキシリトール入り菓子を食べたからといって、虫歯予防などの効果の過信は禁物です。キシリトールの表示量に注意することと、一緒に使用されている甘味料も虫歯になりにくいものであるかを確認してください。

甘味料が「キシリトール100%」であるお菓子は、歯科医院でのみ販売されています。キシリトール自体が高価なものなので、一般に市販されているキシリトール入りのガムやキャンディーより少し割高に感じるかもしれません。

体への安全性

国連組織であるJECFA(Joint Expert Committee on Food)が甘味料の安全性評価を公表しています。糖アルコールの内の6種類(キシリトール、マルチトール、ソルビトール、パラチニット、ラクチトール、マンニトール)とアスパルテームが極めて安全性が高い評価を受けています。但し小腸から吸収されにくいので、大量に取ると稀に下痢を起こすこともあります。

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