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外科的矯正治療で治せる症状 - 矯正治療の方法について 6 -

矯正治療の方法と治療の流れなどを解説しています。歯医者さんとよく相談し、納得いく方法で治療しましょう。

外科的矯正治療で治せる症状

受け口・出っ歯・開咬・過蓋咬合・顎関節症・正面から見たときの左右の非対称性や上下の歯の中心がずれている(顔のゆがみ)等の改善が可能です。

治療の流れ

1. 矯正相談・診査・検査
外科処置をするしないにかかわらず行います。外科手術が必要であるならば、手術を行う時期と方法・入院期間・費用・手術に伴う不快事項の有無等の説明をしっかりと受け、疑問な点は解消しておきましょう。
2. 手術前矯正
上下の歯を咬み合わせた時に出来るだけ良い状態になるように、まず歯の位置を矯正します。
3. 手術
歯の位置を大きく移動させます。手術はどちらの方法でも全身麻酔で口の中から行います。傷は口の中に残るので、外からは分かりません。
骨を分割してずらす方法
骨を分割してずらす方法
下顎の骨を分割して受け口(顎が出ている)に対しては下顎を後ろにずらします。(出っ歯等顎が引っ込んでいる場合には、逆に前へ出させます。)切った部分はビスを使って固定します。(術後6カ月以降、ビスを除去する手術が必要です)骨の切り方によりビスを使わない方法もあります。この場合は上下の歯をワイヤーを使ってしばり、骨が固定するのを待ちます(約3~4週間)。
骨を切って歯を抜く方法
骨を切って歯を抜く方法
上顎が小さすぎるために受け口になっていることがあります。上顎の骨を切って前へずらします。上顎が出過ぎている場合は左右の歯(小臼歯)を1本ずつ抜いて、そのスペース分を縮める方法もあります。これは下顎でも行います。薄い金属板とビスを使って切った部分を固定します。術後、金属板とビスの除去手術が必要です。
4. 手術後矯正
細部の咬み合わせの調整のために行います。上下の歯がしっかり咬み合うことが、後戻り(元の悪い咬み合わせに戻る)を少なくします。
5. 保定
矯正治療が終了すれば、矯正装置を取り外します。そのままにしておくと歯は元の位置に戻ってしまい、別の形で新たに咬み合わせが悪くなることも考えられます。そのため、別の装置(取り外し式)を使って後戻りしないように歯の位置を固定させるようにします。装着している期間は症状によって異なりますが、矯正治療に要した期間と同じくらいを目安にすると良いでしょう。
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